2020年の野球殿堂入りが1月14日発表され、競技者表彰のエキスパート表彰に、通算474本塁打の元阪神タイガース・田淵幸一さん(73)が選ばれました。
田淵さんは1969年にドラフト1位で阪神に入団し、キャッチャーとして初めての新人王を獲得したほか、1975年には43本塁打で13年連続だった王貞治さんを抑えてホームラン王に。
美しい軌跡を描くホームランは通算474本で、引退後はダイエー(現ソフトバンク)を指揮したほか、2002年には監督に就いた星野仙一さんの要請で打撃コーチとして阪神に復帰し、翌シーズンにはチームを18年ぶりのリーグ優勝に導きました。
その後は、楽天や侍ジャパンでもコーチを務めました。