1月17日で阪神淡路大震災から25年となるのを前に、兵庫県神戸市で竹灯籠作りがなどが行われました。
神戸市北区のあいな里山公園では、17日に東遊園地で開かれる「1・17のつどい」で会場に並べられる竹灯籠作りが行われました。
地元の中高生やボランティアらおよそ70人は黙とうした後、園内の竹やぶから切り出した竹を50センチほどに切り分け、思い思いの言葉を書き入れました。
これは震災を知らない子どもたちに追悼行事に参加してもらおうと行われたもので、500本ほどの竹灯籠は17日に使用されます。
一方、「1・17のつどい」会場となる神戸市中央区の東遊園地では、「1・17希望の灯り」の分灯が行われました。
希望の灯りは犠牲者の追悼と被災地の復興を願い、震災から5年後の2000年に全国のボランティアらから寄せられた火を集めて設置されたもので、11日は県内の小、中学生や市民団体が集まり、持ち寄ったランタンに火を移していきました。
分灯された希望の灯りは、17日前後に各地で営まれる追悼行事でともされるということです。