二十四節気で、寒さが厳しさを増すとされる「小寒」の6日、兵庫県市川町の寺では、「寒水行」が始まりました。
最低気温マイナス0.3度を観測した神崎郡市川町の延寿寺では、午前5時、およそ100年続く伝統行事の寒水行が行われ、信徒らがお経を唱えながら一気に水をかぶっていきます。
寺の開祖が近くを流れる市川で水行を行ったとして始まったこの寒水行は「寒の入り」とされる「小寒」の日から2月3日の節分までの間、家内安全などを願いながら行われます。
2020年は、25歳から75歳までの13人が身を切るような寒さの中、手おけですくった井戸水を頭から何度もかぶりました。 この「寒水行」は節分まで毎日、続けられます。