鹿児島県の学校法人神村学園の高等部通信制過程で学園が業務提携する淡路島の学習センターでの指導が不適切で自主退学したとして、元生徒や保護者が学園側に損害賠償を求める訴えを起こしました。
淡路市にある神村学園の通信制教育サポート施設「淡路島学習センター」はプロサッカー選手の育成をうたい2019年4月に開校しました。
淡路島学習センターによりますと、ドイツ人の監督を招きサッカーの最先端を学ぶとしていましたが、渡航やパスポートの関係で開校から8か月たった今も監督としての業務を果たせていないということです。
2019年4月にはサッカーを目的に22人の新入生が入学したものの、このうち10人が「入学前の話と違う」などとして8月に自主退学したということです。
元生徒や保護者は指導が不適切だったとして損害賠償を求める訴えを27日提起しています。