2019年8月、指定暴力団六代目山口組系の組員が銃撃された事件で、神戸地検は実行犯とされる指定暴力団神戸山口組系の幹部の男を殺人未遂などの罪で起訴しました。
殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、神戸山口組傘下組織「山健組」の組長・中田浩司被告(60)です。
起訴状によりますと中田被告は2019年8月、対立する山口組系の組員を殺害しようと神戸市中央区の路上で組員に対し拳銃で銃弾6発を発射し、そのうち5発を命中させ重傷を負わせたとされています。
山口組と神戸山口組をめぐっては2019年に抗争とみられる発砲事件が県内で3件発生していて、県の公安委員会がさらに厳しく取り締まるため特定抗争指定暴力団への指定の手続きを進めています。