2019年12月19日(木曜日) 12:09 地域・まち

いぶし銀の干支瓦作りが最盛期 淡路瓦400年の伝統

南あわじ市では来年の干支「子」をデザインした縁起物「干支瓦」作りがピークを迎えています。

普段は家のお守りとして知られる鬼瓦を作る南あわじ市の新崎製瓦では、毎年この時期になると新春の福を呼び込む縁起物として干支をデザインした瓦を製造しています。

2019年も12月に入ってから職人がひとつずつ型を取り手作業で形を整えるなど干支瓦作りが続いています。

2020年は多くの人に幸福が訪れるようにとの願いを込めて、淡路瓦の特徴あるいぶし銀の扇形の瓦には打出の小槌を挟んで夫婦のネズミが描かれていて、招福の文字がめでたく金色に塗られています。

淡路島の瓦づくりは400年の歴史を誇る地場産業で、最近では海外にも販路が広がっているということです。 新崎製瓦では年内におよそ600枚の干支瓦が作られます。

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