阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する神戸ルミナリエは、10日間でおよそ347万人が来場し、15日閉幕しました。
1995年に始まり、開催25回目となったことしの神戸ルミナリエ。 組織委員会によりますと、2019年は開催期間が2日短縮され、10日間になった2015年以降で最も多い346万9000人が来場したということです。
2019年は会場内に、県立舞子高校環境防災科の生徒たちによる、パネル展示も初めて設けられるなど、震災の記憶を継承するための取り組みも行われました。
そして、最終日となった15日は、多くの人が見守る中、儀礼服姿の警備員が消灯式を行いました。
会場内では継続開催のための募金を呼び掛けていて、12月12日時点で、およそ3000万円が集まったということです。