2019年12月11日(水曜日) 17:14 地域・まち

神戸市が災害訓練にLINE活用 2020年1月17日

神戸市は、これまで毎年1月17日に市内で一斉に行っていたシェイクアウト訓練について、2020年は実施せず、無料通信アプリLINEを使った新たな訓練を導入することを決めました。

神戸市では、4年前から阪神淡路大震災の発生日となる1月17日に、市民が一斉に避難経路や行動手順を確認する「シェイクアウト訓練」を実施しています。

しかし、この訓練の際、携帯電話が受信する「緊急速報メール」のアラーム音について、「音が大きくうるさい」や、「車を運転中でびっくりした」などの意見が2018年は10数件寄せられたということです。

市では、シェイクアウト訓練が「市民に十分に浸透した」などとして、2020年1月17日は無料通信アプリLINEを使った新たな訓練を実施することを決めました。

新たに実施されるのは、「災害情報共有訓練」で、事前にLINE上で専用プログラムに登録した市民が、それぞれの周りの被災状況の画像を投稿し合うことで、ウェブ上の地図に情報を集約するものです。

現在、およそ3500人がプログラムの登録をしていると言うことですが、市では、2020年1月17日までに5000人の登録を目指すとしています。

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