フィリピン・セブ島に住む妻を殺害した罪 男が初公判で起訴内容認める

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フィリピン・セブ島に住む妻を現地の男女と共謀し殺害したとして殺人の罪に問われている男の裁判員裁判の初公判が神戸地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

住所不定・無職の男(78)は2018年8月、フィリピン・セブ島に住む妻(当時71)を殺害しようと現地の男女と共謀し停車中の車の運転席にいた妻に対し拳銃で弾丸数発を発射し殺害したとして殺人の罪に問われています。

9日神戸地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

その後の冒頭陳述で検察側は「男は殺害計画の首謀者で、殺害を現地の男女に依頼」「犯行態様は悪質なうえ、殺意は強固で取り返しのつかない重大な結果が生じた」と指摘。一方弁護側は「前科・前歴はなく78歳という高齢も考慮してほしい」と情状酌量を求めました。

裁判は10日結審、12日判決が言い渡されます。

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