2019年12月09日(月曜日) 11:56 地域・まち文化・スポーツ

【バレーV1】ヴィクトリーナ姫路が3勝目、JTには敗れる

女子バレーボールVリーグ1部(V1)が12月7日と8日の両日、加古川市立総合体育館で行われ、JTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)とヴィクトリーナ姫路が出場した。

■ヴィクトリーナ姫路 3-0 KUROBEアクアフェアリーズ/7日

<ブロックで主導権>

姫路は第1セット、4本のブロックでリズムをつかみ25-20でセットを奪うと、続く第2、第3セットも25-20、25-20と連取。KUROBEをストレートで降し11月16日以来の白星を挙げた。
元ブラジル代表マラ・イブナがブロック3本を含む20得点と活躍した。

■JTマーヴェラス 3ー0 ヴィクトリーナ姫路/8日

<JTが“スター”首位をキープ>

8日、ホームゲームとして戦ったJTが姫路に快勝した。
アメリカ代表アンドレア・ドルーズを中心に林琴奈、田中瑞稀らの分厚い攻撃で主導権を握り、3セットを25ー18、25ー22、25ー18で連取した。
JTは13勝3勝(37ポイント)でスターカンファレンスの首位をキープ。すでに「ファイナル8」進出を決め9年ぶりの優勝をねらう。
吉原知子監督は、「うまくサーブが機能して、自分たちの流れをあまり渡すことなくゲーム運びができた」と語った。

<姫路内定選手が”始動”>

敗れた姫路は、内定選手・松本愛希穂(東海大4年)が第2セットから先発出場。巧みなスパイクでチーム最多の10得点を挙げた。同じ内定選手の孫田菜奈(福岡大4年)も途中出場し1得点を挙げた。
姫路は12月5日、松本ら来季の入団内定選手5人を発表した。内定選手は大学在学中(4年)だがV1の試合に出場できる。
試合後の記者会見で松本は、「(身長170㎝と)小さくてもできる攻撃は一杯ある。(10得点は)いろんなことを考えながら取った点数なので胸を張りたい」と語った。
竹下佳江監督は、「松本は攻撃の引き出しをたくさん持っている。きょうは安心して見れた」と評価した。
姫路は3勝13敗となり依然プレミアカンファレンスの最下位6位。
12月28日と29日に地元姫路市のウインク体育館でホームゲームを行う。

<デルフィーノが2勝目>

男子Vリーグ2部(V2)の兵庫デルフィーノ(所在地:尼崎市)は7日、愛知県で東京ヴェルディと対戦。2ー2で迎えた最終セットを16ー14で制し今季2勝目(6敗)を挙げた。
(浮田信明)

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