9年前、神戸市北区で男子高校生が刺殺された事件で警視庁が懸賞金制度の延長を決めたことを受け警察や遺族らが現場近くの駅で情報提供を呼び掛けました。
現場近くの北神急行・谷上駅では、兵庫県警の捜査員と遺族が道行く人々に声を掛けながらビラを配りました。 2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16)が男に刃物で首や頭を刺され死傷しました。
事件をめぐっては、警視庁は有力な情報の提供者に最大300万円を支払う公的懸賞金制度を適用しています。
ことしは、先月までに80件以上の情報が寄せられたという事ですが解決には至らず、制度がさらに1年延長されました。
犯人とみられる男は当時20代後半から30代で身長は160センチから170センチで、 事件に関する情報提供は神戸北警察署で受け付けています。