兵庫県尼崎市の路上で指定暴力団神戸山口組の幹部が射殺された事件で、逮捕された男が1カ月前に事件現場近くで警察に職務質問を受けていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
この事件は11月27日、尼崎市神田南通の路上で指定暴力団神戸山口組の古川恵一幹部(59)が自動小銃で頭や首などを撃たれ死亡したもので、殺人の疑いで指定暴力団六代目山口組系組員の男(52)が逮捕・送検されました。
捜査関係者によりますと、男はおよそ1カ月前に事件現場付近で警察の職務質問を受けていて、その後、現場近くの古川幹部の親族が営む飲食店に客として訪れていたということです。
警察は男が下見をしていた可能性もあるとみて、捜査を進めています。