特集はご当地グルメを通したまちおこしの祭典Bー1グランプリです。
土日の二日間で30万人以上が訪れた 明石の全国大会に密着しました。
スタッフ:
市長!サンテレビです。おはようございます。
泉房穂 明石市長(B-1グランプリin明石 大会会長):
いい天気でよかったですね!本当にね。いい天気で良かったなと思います。
4年ぶりの全国大会となったB‐1グランプリ。
兵庫県からは「うまいでぇ!加古川かつめしの会」が参戦。
このほか過去にゴールドグランプリを受賞した千葉県の「勝浦タンタンメン」や秋田県の「横手やきそば」の団体など全国から55の団体がブースを展開しました。
泉房穂 明石市長(B-1グランプリin明石 大会会長):
ぜひみなさん、一緒に力を合わせていい大会にしましょう!
この全国大会を誘致した立役者が町おこし団体「あかし玉子焼ひろめ隊」の古志利宗隊長!
古志利宗隊長:
やっぱり町おこしが好きやねん!
明石を元気にしたいという熱い思いを胸に10年前にひろめ隊を結成し、明石の魅力を全国に発信してきました。
2010年からBー1グランプリに出場し、2016年には、B-1のスペシャル大会で明石市がゴールドグランプリに。
さらに2017年、西日本大会を明石に誘致し17万人の来場者を呼び込みました。この時、古志さんは全国大会の誘致を心に決めていました。
古志利宗隊長:
明石の第2章というか、その中でいろんな人と相談しながらまちづくり頑張っていきます
明石市制施行100周年となる2019年、ついに念願の全国大会の誘致に成功しました。
古志利宗隊長:
まさか自分たちのまちでB-1グランプリの全国大会をするなんて、本当に活動当初のころは夢にも考えていなかったので。
案内やごみ拾いなど市民ボランティアの数は、2000人以上。障害者団体が運営に参加し、手話や要約筆記など子どもから高齢者まで優しい大会を目指して明石市とともに官民一体となって取り組んできました。
Bー1のBは B級グルメのBではなく、ブランドのB!それぞれの団体が明石を盛り上げてくれるとともに自分のまちの魅力をPRします。
十和田バラ焼きゼミナール 畑中宏之舌校長:
食べ物じゃなくてまず第一は、町の魅力を真剣に伝えているパフォーマンスであったり思いを感じてもらうっていうのが1番なんですね。ご当地グルメを食べて あっ!おいしいなおいしいな、いつかその町に行ってみたいなというきっかけづくりをそこで味わっていただければと思います。
あかし玉子焼ひろめ隊は、ホスト団体としておもてなしに専念。初日は14万人が訪れました。
古志利宗隊長:
明石が好き、B-1グランプリを通じて明石をなんとか盛り上げて少しでもおもてなしをというそういった精神は一緒なんで、そういった仲間がこんなにも明石におったんだと。
そして、2日目。心配されていた天気もなんとかもちこたえました。古志隊長はホスト団体の代表としてボランティアや参加団体に感謝の気持ちを伝えるため走り回ります。
いよいよ終了の時間が。
箸を投票し、その重さで順位が決まるB-1グランプリ。投票の結果、うまいでぇ!加古川かつめしの会が6位に。
ブロンズグランプリが静岡県袋井市の 「袋井宿たまごふわふわほっと隊」、シルバーグランプリは「釧路ザンタレなんまら盛り揚げ隊」が。
そしていよいよゴールドグランプリの発表。
学校給食に用いるぎょうざで町おこしに取り組む三重県津市の「津ぎょうざ小学校」がゴールドグランプリに輝きました。
津ぎょうざ小学校 西川直希学級委員長:
私たちには夢があります。津ぎょうざ小メンバーで津の町を笑顔あふれる町にしたい!
来場者数は、目標の40万人には届かなかったものの、市の人口を上回る31万4000人。市民が一丸となって大会、そして明石のまちを盛り上げました。
古志利宗隊長:
町おこし活動と言ってもいい時ばかりじゃないんですよ。本当に心折れそうになって辞めようかな何してるんだろうなって仕事じゃないので辛いときもあるんですけど。そこを一緒に共感してくれて時には叱咤激励、切磋琢磨して、お互いを町おこし、お互いの町をしっかり元気にしながら日本元気にしていこうよという熱い仲間がいるからだからやってこれた うれしいです。
2020年5月には、三重県四日市市で東海・北陸大会が開催予定だということです。