2019年11月26日(火曜日) 12:12 地域・まち文化・スポーツ

明治期の陶磁器集めた特別展 丹波篠山市の美術館

丹波篠山市の美術館では、職人技を極めた希少価値の高い明治期の陶磁器を集めた特別展が開かれています。

華やかな金の装飾や細やかな絵付け、それに、複雑な彫刻などが施された陶磁器。これらは、主に輸出用に作られ国内に残る作品が少ないことから「幻の陶磁器」と呼ばれる明治期の横浜焼と東京焼です。

この特別展は、横浜焼と東京焼が輸出される窓口となった横浜の開港160年を記念して開かれたもので、横浜市在住の実業家、田邊哲人さんのコレクションの中から選ばれた作品が会場に並びました。

また、京都出身の陶工、宮川香山が手掛けた眠りから目覚めた猫を表現した香炉や花瓶をしらさぎや桜の枝で大胆に装飾した作品などが展示されています。

この特別展は、12月15日まで兵庫陶芸美術館で開かれています。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP