中学生がさまざまな職業を体験するトライやる・ウィークの一環で、神戸税関では12日、生徒たちが麻薬探知犬の訓練などを体験しました。
神戸税関のトライやる・ウィークでは、市内の中学生10人が、麻薬探知犬の訓練を手伝いました。
訓練は麻薬を見つけると遊んでもらえるため、楽しいことだと覚えさせることから始まります。生徒たちは、スーツケースのダミーを見つけた探知犬にタオルを投げて触れ合い、楽しませてあげることが訓練の大事な要素であることを学んでいました。
探知犬の訓練を手伝ったあと、生徒たちは空港の税関の業務を体験。 生徒が持つスーツケースのひとつには、麻薬のダミーが入ってますが、どれに入っているのかは、検査官も知りません。 探知犬が反応したスーツケースを開けてみると見事麻薬のダミーが入っていました。
神戸税関は10月、国内最多となるコカインおよそ400キロを、神戸港のコンテナから押収していて、生徒たちは違法薬物の密輸入を防ぐ重要性を学んでいました。