去年の台風21号による高潮で浸水被害を受けた芦屋市の南芦屋浜地区で、新たに設置される防潮堤の実寸大模型を使った住民説明会が行われました。
説明会は新たに設置される防潮堤を地域住民に見てもらい、意見を聞こうと、兵庫県や芦屋市が開いているもので、約50センチほどの厚さのコンクリート製の防潮堤やスロープの位置をはじめとしたイメージ図が展示されています。
去年の台風21号でこの地域は5メートルの堤防を越える高潮が周辺を襲い大きな被害が出ました。
これを受け、新たな防潮堤は海面からおよそ6メートルの高さとなっているほか、景観を意識して水族館などでも使用している透明のアクリル板がはめ込まれています。
南芦屋浜の2カ所に設けられる新防潮堤は11月中旬に工事をはじめ台風シーズン前となる来年夏までの完成を目指しています。