神戸市の小学校での教員間のいじめ問題を巡り、市の教育委員会が設置した弁護士による第三者委員会が18日初めての会合を開きました。
教員間のいじめ問題の調査を行う第三者委員会には、市教委でなく市長部局による人選で外部の弁護士の3人が選ばれていて、渡邊徹委員長が「真相究明に精一杯取り組む」とあいさつしました。
この問題は神戸市立東須磨小学校で40代と30代の合わせて4人の教員が20代の教員4人に暴行や暴言などのいじめを行っていたもので、療養中の男性教員(25)は警察に被害届を出しています。
初会合には冒頭、市教委の長田淳教育長も同席。 「厳正な処分を行うため、外部の中立で公正な調査を尽くしてほしい」と求めました。
第三者委員会は年内をめどに調査結果を取りまとめる予定です。