「必ず儲かる株がある」など甘い言葉で高齢者らを狙う特殊詐欺被害を防ごうと、神戸市内で街頭キャンペーンが行われました。
街頭キャンペーンには、兵庫県警や日本証券業協会のメンバーなど、およそ80人が参加しました。 兵庫県警によりますと、県内の特殊詐欺被害は、2019年8月末時点で357件、被害総額は6億1000万円にのぼるということです。
「この株を買ってくれたら後で高く買い取る」などと言ってお金を騙し取る投資詐欺や、キャッシュカードの凍結手続きをかたり家を訪れた際にカードをすり替える手口が増えているということで、15日は通行人に被害防止を呼び掛けるチラシやティッシュを配りました。
日本証券業協会では、投資詐欺の被害相談窓口としてコールセンターを設置していて、不審な電話があったら相談してほしいとしています。