神戸市中央区の神戸山口組系事務所近くでの発砲事件などを受け、兵庫県警は11日、組事務所の使用制限の仮命令を出しました。
10日午後、神戸市中央区の指定暴力団神戸山口組の中核組織「山健組」の事務所近くで発砲があり、「山健組」傘下の組員2人が死亡。
警察は殺人未遂の疑いで指定暴力団山口組傘下組織組員(68)を現行犯逮捕しました。
ことしに入り暴力団の抗争とみられる事件が相次いでいることから、県警は山口組と神戸山口組に対し、11日本部長名で組事務所の使用制限の仮命令を出しました。
これにより県内にある2つの組の本部事務所など合わせて11カ所の使用が制限されます。