2019年10月07日(月曜日) 16:59 事件・事故

神戸製鋼クレーン倒壊事故 現場責任者など2人を書類送検

2018年、高砂市の神戸製鋼高砂製作所で、クレーンが倒壊し4人が死傷した事故で、適切な指示を与えなかったなどとして、現場責任者の男ら2人が書類送検されました。

業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは、神戸製鋼の子会社「コベルコ建機」の当時現場責任者だった29歳の男と、クレーンを操縦していた29歳の男の2人です。

警察によりますと2人は2018年7月、高砂市にある神戸製鋼高砂製作所でクレーンの耐久テスト中に、指示書に定められた重さをおよそ11トン超える重りを吊り上げて操縦を続けた結果、クレーンのアームを倒壊させ、作業員2人を死亡させ、2人に重軽傷を負わせた疑いが持たれています。

責任者の男が指示書の内容を勘違いしたままテストを始め、操縦していた男も、異常を確認していたにも関わらず、クレーンの誤作動だと思い込み、事故を招いたとみられ、2人は容疑を認めているということです。

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