2019年10月02日(水曜日) 12:10 文化・スポーツ

横尾忠則現代美術館 自身が構成を考えた「自我自損展」

神戸市灘区の横尾忠則現代美術館では、横尾さん自身が作品選びや構成プランを考えた展示会が開かれています。

「横尾忠則 自我自損展」は、横尾さん自身がどの作品をどう展示するかを考えた展示会です。

「エゴに固執すると損をする」という意味を込めてつけられたタイトルが表すように、会場には過去の未発表作や自身の作品に手を加え制作したものが数多く並びます。

こちらは、1990年にインドで現地の映画看板職人とコラボレーションした作品をもとに「LOVE」や「MONEY」の文字や銃弾が撃ち込まれたような跡などを書き加えた作品です。

また、会場の一角には設けられた、制作のために資料として集めた滝のポストカードおよそ1万枚がずらりと並ぶスペースは、美術館の空間を生かし、流れる滝を表現しているということです。

横尾忠則現代美術館で初めて公開する作品も展示されている「横尾忠則 自我自損展」は12月22日まで開かれています。

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