豊岡市但東町ではソバの花が見頃を迎え、畑一面を真っ白に染めています。
風に揺れる小さなソバの花。秋の訪れを告げるように可憐に咲き誇っています。 豊岡市但東町の赤花地区では地元産のそば粉を使った手打ちそばが有名で、町内ではおよそ20ヘクタールの畑でソバを栽培しています。
この地区のソバは「赤花そば」と呼ばれ、数百本に1本の割合で赤い実がつくのが特徴で、その実を混ぜることでソバ独特の風味が強くなり、味も良くなると言われています。
ソバは天候の影響を受けやすいということですが今のところ生育は順調で、真っ白な花が秋空との美しいコントラストを織りなしています。 ソバの実は来月下旬に収穫され11月から、町内にある「赤花そばの郷」で新そばとして食べることができるということです。