豊岡市で、6日から始まる演劇祭を前に、5日夜劇作家の平田オリザさんが主宰する劇団が舞台のリハーサルを行いました。
平田オリザさんの代表作「東京ノート」のインターナショナルバージョンとして、7カ国語によるセリフでリハーサルに臨んだ劇団「青年団」のメンバーたち。
豊岡市では、演劇の力でまちを盛り上げようと平田さんが中心となって2020年からの本格的な演劇祭開催を企画しました。そのプレイベントとして6日から、「第0回豊岡演劇祭」が開催されます。
「東京ノート」は近未来の美術館を舞台に世界大戦が起こるヨーロッパから避難してきた名画の前で、来館者が恋愛や家族の話を繰り広げる物語で、今回、特別に地元の中学生も出演し、英語のセリフで演技に挑戦します。
演劇祭は8日まで開かれ、城崎国際アートセンターと出石永楽館で東京を拠点とする4つの劇団による作品の上演が行われます。