いじめや虐待など子どもたちの悩みに専門の相談員が対応する「子どもの人権110番」の強化週間が29日から全国で始まりました。
「子どもの人権110番」の強化週間は夏休みが終わる時期に合わせて学校に行きづらい子どもたちをサポートしようと全国の地方法務局が実施しているものです。
29日から1週間は、平日の相談時間を延長し、普段は実施していない土曜日や日曜日にも相談を受け付けます。
神戸地方法務局によりますと、兵庫県内の去年の相談件数はおよそ1000件で、いじめや虐待などの悩みが多く寄せられているということです。
29日は、中学3年生の保護者から、子ども同士のラインのやりとりで金銭を要求されているという相談などが寄せられました。
この電話相談では、本人の希望があれば、学校と連携して問題の解決に務めるということです。
「子どもの人権110番」の強化週間は、9月4日まで電話0120−007−110で受け付けています。