人にもコウノトリにも優しい農業を行う地域として、豊岡市などの水田が新たに「コウノトリ育む田んぼ」に認定されました。
この認定制度は無農薬や減農薬で米を作りながら、コウノトリの餌も豊富な農地を増やし野生復帰を進めようと、2009年度から県が行っているものです。
新たに「コウノトリ育む田んぼ」に認定されたのは、豊岡市の奥矢根地域と養父市の米地地域のおよそ7ヘクタール。 これにより認定地域は朝来市と3市38地域で、甲子園球場89個分のおよそ347ヘクタールになりました。
「コウノトリ育む田んぼ」で収穫された米は、JAのブランド米「コウノトリ育むお米」などとして、但馬地域のほか海外へも販路が広がっています。