2019年08月23日(金曜日) 06:50 地域・まち文化・スポーツ

阪神、完封リレーで3連勝 中田良弘氏「望月は勇気あった」

阪神 8ー0 DeNA (8月22日 京セラドーム大阪)

阪神は福留の2ランなどで快勝。先発の望月はプロ初勝利を挙げた。

投手は力むもの

阪神先発の望月は高卒出身4年目。190cmの大器が今季3度目の先発マウンドに立った。前回登板は「力み過ぎた」という望月。
22日のサンテレビボックス席で解説を務めた中田良弘氏(横浜高ー日産自動車ー阪神 1981年〜94年)は、「投手はどうしても力みますからね。ベンチは"楽に楽に"と言いますけど楽にはできない。逆に"もっと力め!"と言った方が力が抜けますよ、不思議なもので」と投手出身の目で語った。

肩が張る!

阪神は3回、キナチカコンビの連打と福留の2ランで3点を先制。
4回、DeNAは1死2、3塁としてルーキー伊藤裕が打席に。マウンドの望月はキャッチャー梅野のサインに7回首を振った。この場面に中田氏は「そんなに球種あるのかなと思うでしょ。同じ球種でもインコースかアウトコースかで時間がかかる」と解説した。(伊藤裕は四球)
更に2死満塁フルカウントで代打戸柱を左飛に打ち取りスリーアウト。力が入った場面に中田氏は「ハラハラするね。肩が張る」と一言。「梅野が変化球を要求して、望月が首を振ってストレートを投げて打ち取った。いいボールでした」と絶賛した。
望月は6回を無失点で切り抜け嬉しいプロ初勝利。中田氏は「DeNAの強打者に対し勇気を持って攻めて行った」と評価した。

先発投手が3連勝

阪神は望月の後を能見ージョンソンー守屋の完封リレーで締めた。阪神のリリーフ陣について中田氏は「みんな球が速く、力で押していく投手が揃っている」。
これで阪神はDeNAを3タテ。中田氏は「青柳、秋山、望月と先発投手に勝ちが付いたのが大きい」と今後の反攻に期待した。
阪神は23日から神宮球場でヤクルトと3連戦。23日の予告先発は阪神が 高橋遥、ヤクルトは山田大。
(浮田信明)

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