2019年1月、尼崎市で知人の男性を包丁で刺し重傷を負わせたとして殺人未遂の罪に問われていた男に対し、神戸地裁は懲役8年の判決を言い渡しました。
殺人未遂の罪に問われていたのは尼崎市の無職水谷康夫被告(53)です。
判決によりますと水谷被告は2019年1月、自宅マンションの通路で知人の男性を殺害しようと包丁2本で腹や胸を複数回刺し全治およそ1カ月の重傷を負わせました。
これまでの裁判で水谷被告は起訴内容を認め検察は懲役10年を求刑していました。
7日神戸地裁で開かれた裁判員裁判の判決で神戸地裁の川上宏裁判長は「人を死亡させかねない危険な行為」「相当な殺意があった」などとして懲役8年の判決を言い渡しました。