2019年08月04日(日曜日) 21:08 地域・まち

神戸市で全国初の取り組み LINEを使い災害情報共有

兵庫県神戸市は無料通信アプリLINEを使った防災システムを全国に先立ち導入し、4日から実証実験を開始しました。

神戸市が導入した「消防団スマート情報システム」は、ボランティアとして活動する消防団員が利用するもので、台風や地震の際、LINEで災害の情報を送信し、AIが集約することで迅速な救助活動に役立てようというものです。

4日から始まる実証実験の前に講習会が開かれ、参加した消防団員は災害現場を想定した写真と情報を送信するなどして、使い方を学んでいました。

このシステムでは情報を送る際、負傷者の有無や災害の状況といったあらかじめプログラムされた質問に答えるだけで地図上に情報が映し出されます。

システムを利用できるのが消防団員のみのため、デマに左右される心配もないのが強みです。

AIやSNSを使った防災・減災に向けた取り組みは全国でも初の試みで、神戸市は所属する消防団員4000人全員の登録を目指しています。

LINE

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