国の文化審議会は19日、兵庫県豊岡市のコウノトリの保護施設などを登録有形文化財にするよう、文部科学大臣に答申しました。
国の登録有形文化財に指定される見通しとなったのは、絶滅した日本在来のコウノトリを野生復帰させる目的で1965年に建てられた、豊岡市のコウノトリ保護増殖センター第1フライングケージです。
国内で初めて人工飼育でひなを誕生させるなど、貴重な建造物として評価されました。
この他、県内では宝塚市の旧高碕家住宅主屋や、三木市の黒田清右衛門商店など、3カ所13件が指定される見込みです。