兵庫県上郡町で特産品のモロヘイヤの収穫が始まり、地元のボランティアが青々と育った葉の摘み取りに追われています。

上郡町鞍居地区では、夏の日差しをたっぷり受けた特産品のモロヘイヤが収穫期を迎え、地元のボランティアらが葉の摘み取りに追われています。

北アフリカが原産とされるモロヘイヤはカロテン、カルシウムの含有量が野菜の中でトップクラスと栄養価が高く、美の象徴として語られるクレオパトラも好んで食したと言われています。

上郡町では、1980年代から特産品として栽培が始まりましたが、近年栽培農家が減少。 住民でつくる「ふるさと村づくり協議会」が、町おこしの一環として6年前に栽培を復活させました。

1枚ずつ丁寧に手摘みされたモロヘイヤの葉は10時間かけて乾燥させて粉末に加工して販売されます。 瓶詰されたモロヘイヤの粉末は料理に入れて手軽に食べられると評判だそうで、地元の特産館やアンテナショップで販売されるということです。