姫路市は16日から夏場の市役所の室内の設定温度をこれまでの28度から3度低い25度に変更しています。
環境省ではクールビズの実施に伴い、省エネの観点から夏場の設定温度を28度を推奨。 全国の自治体がエアコンの設定温度としています。
これに対し、医師でもある姫路市の清元秀泰市長は、「室温が25度から28度に上がると作業効率が6%低下する」と専門家が分析した例を挙げ、「省エネに逆行するのではなく、働き方改革をポジティブに進めるため」として実証実験を実施することになりました。
設定温度を25度とするのは、全国で初の取り組みとなります。 この実証実験は来月の30日まで続けられるということで、姫路市では、職員の残業時間や、電力使用量の比較のほか、効率や快適性などを検証し、来年夏からの導入を検討するとしています。