おととし相生市のゴルフ場に小型飛行機が不時着し大破した事故で、兵庫県警は16日小型機を操縦していたイギリス人の男を書類送検しました。
航空危険行為処罰法違反の疑いで書類送検されたのは飛行機関連会社の社長のイギリス人の男(49)です。
警察によりますと男はおととし7月、安全な飛行計画の策定や燃料の残量の正確な把握をせず、燃料を枯渇させ、自作の小型機で新潟県から岡山県に飛行中、相生市の姫路相生カントリークラブで小型機を不時着させ機体を破壊するなどした疑いが持たれています。
男は警察の取り調べに対し、「燃料漏れが原因で事故は予見出来なかった」と主張していましたが、警察の検証では燃料が漏れた形跡は確認できず、男の操縦ミスが原因と判断したということです。