災害時の避難の大切さについて改めて考えてもらおうと防災シミュレーションゲームを使った授業が神戸市長田区で行われました。
この授業は長田消防署などが3年に1度、長田高校の生徒を対象に行っているもので、今回は「避難」をテーマにゲーム形式で行われました。
「重要な分かれ道」を意味する災害シミュレーションゲーム「クロスロード」を使い、災害時に直面する課題にどう向き合うかイエス・ノーの決断を下します。
神戸市のアンケートによりますと、去年発生した西日本豪雨などで避難情報が出た際、87・5%の市民が避難行動を取らなかったと回答していますが、議論を経た後、生徒達の半数以上が避難が必要だと答えました。 長田消防署は速やかな避難を心掛けてほしいとしています。