2019年07月09日(火曜日) 17:16 事件・事故地域・まち

大阪府高槻市の4人死傷の火事 取引先の尼崎市の会社を家宅捜索

7月6日、大阪府高槻市の産業廃棄物収集運搬会社の倉庫が燃え4人が死傷するなどした火事で、警察は9日、取引先の兵庫県尼崎市内の会社を業務上過失致死の疑いで家宅捜索しました。

この火事は、7月6日夜、大阪府高槻市の産業廃棄物収集運搬会社、「今村産業」の倉庫が燃え、2人が死亡、2人が意識不明の重体となったものです。 捜査関係者によりますと、亡くなった1人が今村産業の取引先で、尼崎市に本社を置く工具のインターネット通販会社「MonotaRO(モノタロウ)」の社員・山西潤さんとみられていて、9日、モノタロウの本社と物流センターの合わせて2カ所を家宅捜索しました。

モノタロウは、今村産業でスプレー缶を処分する際、業務上の安全対策を講じる義務を怠り何らかの原因で可燃性ガスに引火させて爆発させ、作業中の山西さんを死亡させた業務上過失致死の疑いが持たれています。 関係者によりますと、去年の台風で浸水し使えなくなったスプレー缶およそ3千本がモノタロウから今村産業に持ち込まれていたということです。

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