2019年06月07日(金曜日) 20:02 地域・まち

何が出るかな?淡路瓦のガチャガチャ

「やった!狙ったやつ来ました!」(女性客)「これはおもろい」(男性客)

南あわじ市の滝川記念美術館、玉青館。「国宝級の資料」と注目を集める松帆銅鐸などを知ることができる施設として、たくさんの観光客が訪れます。

「銅鐸や銅鐸、箸置きやて」(女性客)
そんな観光客の皆さんが今夢中になっているのが、淡路瓦の瓦ガチャガチャ。値段はひとつ200円。地場産業の淡路瓦で作られた松帆銅鐸のミニチュアが出てきます。

「瓦やからいいんちゃいますか?プラスチックよりは瓦の方が重量感があって良いと思います」(女性客)

「僕は小さい時から淡路島の瓦のこと知っているけど、旅行の人たくさん来はるから」(男性客)
「あちこちに置いたらいいんじゃないですか?」(男性客)
淡路瓦の瓦ガチャガチャを考案したのは、南あわじ市で瓦製造を営む「安冨白土瓦」の安冨聡也さん。

「きっかけとしては、小物のお土産とかをここの店舗で置いてあるんですけれども、小さな子どもさんね、触るときに割ってはいけないといって、親御さんがよく止めるので、小さな子でも触りやすい、気軽にできるガチャガチャという形をとって、お土産にしてもらおうと」(安冨さん)

評判を呼び、今年に入って設置のオファーが相次いだ瓦ガチャガチャ。現在はイングランドの丘や陸の港 西淡など南あわじ市内の6ヵ所に置かれていて、場所によって中身を変え、特色のあるラインナップにするなど、コレクション心をくすぐる飽きさせない工夫がなされています。さらに安冨さん。ガチャガチャの中身の他に、ガチャガチャしたくなる工夫も考えました。

「これ箸置き入っているんですけど、で、これがセットでおって、これを(コロコロコロ)こういう風にカプセルまで遊べるようにという形で。最初小さい子どもさん狙ってやったんですけど、大人の方でも結構お土産として買って行きはったりしてくれているので、まあまあ良い反応はいただいているんちゃうかなと思ってますね」(安冨さん)

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