2019年06月06日(木曜日) 18:00 地域・まち

レベル4で全員避難 神戸市でも5段階の警戒レベル

レベル4で全員避難です。 内閣府がガイドラインを一部改訂し新しく追加された防災に対する5段階の警戒レベル。神戸市でも今月から導入されていますが、市民には浸透するのでしょうか?

去年、台風や豪雨による土砂崩れや浸水など全国的に甚大な被害をもたらす災害が相次ぎました。しかし神戸市が、市民およそ5600人を対象に去年実施したアンケートによりますと、避難行動をとったのは10・9パーセント。およそ10人に1人でした。

様々な防災情報が発信されているにもかかわらず住民が活用できない状況であるとして、内閣府は水害や土砂災害の防災情報を新しく5段階の警戒レベルに分け、レベル3で高齢者などは避難、レベル4で全員避難とするなど取るべき行動を直感的に理解しやすくガイドラインを改定しました。

また、これまで神戸市では、災害発生時に開く、防災連絡会議などにおいて、集めた情報をホワイトボードに書き出すなどして情報共有を図っていましたが、今回、新しい危機管理システムを導入。市内の被害状況に加え、対応情報などを一つに集約することで即時に関係機関と共有でき、迅速な災害対応が期待されます。

神戸市では、今月から避難情報を発表する場合は、緊急速報メールなどで警戒レベルと避難情報を合わせて発信する予定です。

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