2019年06月01日(土曜日) 15:47 文化・スポーツ

V1昇格のヴィクトリーナ姫路、新キャプテンに高橋

女子バレーボールVリーグ1部(V1)に昇格したヴィクトリーナ姫路(本拠地:姫路市)の新体制が発表され、新しいキャプテンにアウトサイドヒッターの高橋咲妃惠(たかはし・さきえ)が決まった。
高橋は東京都出身で、古川学園高-トヨタ車体-仙台ベルフィーユを経て17年に姫路に入団。高い守備能力を持つ。キャプテン就任について高橋は「正直、自分で務まるかという不安な気持ちはありますが、やるからには覚悟と責任感を持ってやり抜きたいと思います」と話している。

副キャプテンはアウトサイドヒッターの金杉由香(八王子実践高-JT)。ベテランのミドルブロッカー高木理江(たかき・りえ)(三田尻女子高<現・誠英高>-JT)がコーチ兼任となった。また大学に在籍しながら終盤戦に出場した貞包里穂(さだかね・りほ)(東海大)、田中咲希(中京大)ら内定選手6人が正式に入団した。

一方、前キャプテンのセッター河合由貴(東九州龍谷高-JT)が引退した。河合は北京五輪代表に選ばれた後、21歳でいったん引退し郷里に帰ったが、のち姫路に入団。V1昇格へチームを牽引した。河合は「ヴィクトリーナ姫路で現役復帰し、またVリーグでプレーすることができて本当に良かったですし、最高のバレー人生でした」と話した。

このほか元ブラジル代表のスエレ・オリヴェイラ、筒井視穂子、大田知香、瀧本りな、逆瀬川由衣、菅原未来の各選手も退団した。

ヴィクトリーナ姫路は元五輪代表の竹下佳江氏が監督を務め、選手全員がプロ契約している。
Vリーグ参入1年目の2018-2019シーズンでV2優勝を果たし、今秋に開幕する2019-2020シーズンはV1で戦う。
12チームで構成されるV1は、女王・久光製薬スプリングス(練習拠点:神戸市)やJTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)も在籍。兵庫県の3チームが集結し、来季は多くの試合が県内で開催される見通しだ。(浮田信明)

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