2018年の台風で浸水被害にあった兵庫県芦屋市の南芦屋浜地区の対策工事について、県と市が住民説明会を開きました。
説明会には、住民らおよそ70人が参加しました。 南芦屋浜地区は2018年9月の台風21号の影響で海水が住宅に流れ込み、17棟が床上浸水、230棟が床下浸水したほか、岸壁も大きな被害を受けました。
これまでの住民からの意見を受け、26日の説明会で県と市は、南側の護岸を1.8メートル、浜辺側の護岸を1.3メートルかさ上げすることなどを説明しました。
工事は2019年秋ごろ始まり、2020年夏ごろを目処に完了する予定で、それに先立ち2019年7月ごろから仮設道路を設置するということです。
このほか、県と市は水面監視用のカメラを4カ所に設置し、防潮堤の高さを定期的にチェックするなど適切な維持管理に努めるとしました。