2019年05月20日(月曜日) 11:45 地域・まち

神戸まつりで歴代サンテレビガールズ40人が行進

2019年5月1日、サンテレビは開局から50周年を迎えた。

局のマスコットガールとして活躍するサンテレビガールズも第50期となり、5月19日に行われた神戸まつりでは、歴代ガールズ40人がパレードに参列した。

この日は晴天に恵まれ、三宮から元町までを行進。オープンカーに乗った第50期のサンテレビガールズに続いて、開局50周年を記念したピンク色のTシャツを着用した歴代ガールズが華を添えた。

サンテレビガールズがスタートしたのは、開局前年度の1968年。開局の準備期間として、当時は10人のメンバーからスタートした。
「本来なら50周年は51期ということになるのですが、震災時の95年はオーディションをしなかったので、ちょうど50期になりました」と、営業事業局企画開発部長の天津悟さんは話す。

サンテレビガールズの選考は、3次審査までのオーディション形式で行われ、ベビーブーム時は500人以上、少子化時代においても100人以上の応募があり、卒業後は芸能界やメディア業界へ進むメンバーも多い。
今年からは年齢制限が設けられ、3月31日の時点で20歳になっている人を対象に審査している。
「選考基準としては、さわやか、まじめ、何事にもチャレンジしてみようという気持ちがある人。近年はガールズのテーマソングがあるので、歌って踊れる要素のある人の応募が増えてきました」と天津さん。

さて、これだけの人数の歴代サンテレビガールズがそろった「大同窓会」は、今回が初めて。すべての期の情報や連絡先を把握することに難航したようで、公式ウェブサイト上にて歴代ガールズの参加を呼びかけたという。

第4期の長谷川みどりさん(68)は、娘、孫とともにパレードに参加。孫も「将来はサンテレビガールズに」と夢を持っているそう。「私たちの時代のガールズは6人で、当時は高校野球のインタビューや番組リポーターを経験。7年前までは現役で活動していて、『やさしい家庭料理』という番組のキャスターもつとめていました」

一番遠方から参加したのは、北海道から駆けつけた第47期の深来舞香さん(24)。現在は新千歳空港でグランドハンドリング業務に就いている。
「初めて出演した番組は『午後キュン』です。当時は3分が長く感じるほど緊張していたけど、ガールズ経験のおかげで、今では初めてのことに対しても物おじしないようになりました」

第48期の佐々木実結さん(20)は、現在、歯科大学の3回生。
「神戸まつりへの出演が一番心に残っています。大学の授業とガールズの活動の両立は大変でしたが、とても貴重な体験をさせていただきました。将来の夢は、歯科医師になることです」

第32期の長尾麻由さん(32)と第42期の長尾絵里さん(29)は姉妹でガールズをつとめ、子連れでパレードに参加。姉の麻由さんはサンテレビのゴルフイベントの仕事を機に妹の絵里さんとゴルフを始め、ゴルフを通じて出会った男性と結婚した。
「ガールズでの経験があったからこそ、ゴルフというスポーツと、今の主人に出会うことができました」

ちなみに筆者は第25期で、今回の参加者では2番目の古株世代にあたる。一緒に参加した同期の阿部有里子さん(48)は、大学生・小学生の3人の娘を持つ母で「現役のガールズは、娘と同世代。26年ぶりの神戸まつりに参加して、あの頃にタイムスリップした気持ちです」と話した。

なお、サンテレビ公式サイトでは、「サンテレビガールズ大同窓会」の記念ホームページを開設し、年内いっぱい公開される予定だ。

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