阪神淡路大震災から24年を経て、神戸市東灘区では犠牲になった住民を悼む慰霊碑が新たに建立されました。
慰霊碑が建立されたのは、神戸市東灘区本山中町4丁目で、この地域では阪神淡路大震災で23人が亡くなりました。
本山中町の1丁目から3丁目の犠牲者の名前は町内にある公園内の慰霊碑に刻まれていますが、自治会のない4丁目の犠牲者の名前は含まれておらず、住民有志が集めた寄付金などをもとにこの慰霊碑を建立しました。
しかし、この24年で住民の多くが入れ替わり、神戸市に問い合わせて犠牲者数はわかったものの、名前は個人情報のため公開されず、情報提供を広く呼びかけた結果、確認できたのは11人だということです。
住民たちは、犠牲者23人全員の名前を慰霊碑に刻みたいと情報提供を呼び掛けています。