兵庫県の井戸知事は26日、神戸市内で開かれた講演会で「県政150年を経たスタートの1年だ」と新時代・令和への意気込みを語りました。
神戸市内で開かれた講演会に登壇した井戸知事。
まもなく終わる平成を「阪神淡路大震災や台風などの災害が相次ぎ平らかとは言い難い30年だった」と振り返りました。
一方、新時代・令和については「豊かな暮らしや活躍の舞台を広げるすこやか兵庫のスタートの年になる」とし、25年という節目を迎える阪神淡路大震災の教訓を伝える事業に力を入れるほか、75歳以上の後期高齢者が20万人増える2025年までに介護ロボットを全面導入する特別養護老人ホームを神戸市北区に整えるなどとしました。