神戸ポートピアホテルにフレンチレストランがオープン!音も香りも“ごちそう”になる、ライブなフレンチとは…!

  • X
  • Facebook
  • LINE

2024年12月21日(土)、神戸ポートピアホテルの本館1階に、カウンター席がメインのカジュアルなフレンチ「コントワール リュバン」がオープンしました。

今回は、一足先にお披露目会に参加した際の様子をお伝えします!

「コントワール リュバン」は、『食を通じた感動』をコンセプトに、まるでステージのようなキッチンで、料理人たちが仕上げていく料理を目の前で見ることができ、音や香り、活気あふれるライブ感が特徴のレストランです。

コースのほかにアラカルトメニューもあり、お好きな一皿とワインなどのドリンクを気軽に愉しめる手軽さも魅力の一つです。

 店名の「コントワール」はフランス語で「カウンター」を、「リュバン」は「リボン」を意味し、生産者と料理人、伝統的な調理法と斬新なアイデアの融合、料理とワイン、スタッフとお客さま、さまざまな”結びつき”や”融合“から生まれる感動をお客さまにお届けしたい、という想いが込められています。

 

ステージのような内装

オープンキッチンを囲むように広々としたカウンター席が配置され、シェフたちが料理を仕上げる姿、焼き立ての香ばしいパンの香り、肉や魚を焼く音など、ライブ感たっぷりで楽しむことが出来ます。

また天井には、店名の由来となったリボン(フランス語でリュバン)をモチーフとしたオブジェが飾られていたり、テーブル席の椅子にはリボンが飾られたチェアカバーが掛けられており、とてもお洒落な空間でした!

オープンキッチンを囲むカウンター席。天井には、リボンをモチーフとしたオブジェが

テーブル席の椅子にはリボンが飾られたチェアカバーが掛けられている

こだわりの料理

まるで絵画のように鮮やかで美しい料理に、食べる前からうっとりしてしまいます…!

また食器がユニークなデザインで、料理を一層際立たせます。兵庫県を代表する丹波焼の食器も使用されているとのこと。

国産牛もも肉(イチボ)の タルタル タルトレット仕立て

料理は兵庫県内の指定農家から仕入れる野菜や、播州百日どり、神戸ポークといった兵庫・神戸ならではの食材が使用されています。食材選びにもこだわっており、生産者の想いを大切にし、シェフの技術で食材本来のおいしさを引き出しています。

 

今回私が頂いたのは、お披露目会用にアレンジしたコースで、どれも大変美味しかったです。

特に「パテクルート」は、お酒に合う上品な塩気で、生地にピスタチオなどが練り込まれており、触感も楽しむことが出来ました。

前菜の「サーモンマリネ柚子の香り」には、家島のブランドサーモン「白鷺サーモン」が使用されています。優しい風味の柚子ソースやウイキョウのクリームソースが添えられており、白鷺サーモンのさっぱりとした脂の旨味を際立たせていました。

またメイン料理の「寒鰆のミキュイ 岩津ねぎのデクリネゾンジュソース」は、鰆とねぎの旨味が凝縮された一品でした。岩津ねぎは粘り気があって甘味が強く、鰆は皮目がパリッと、身はレアになっており、ほろほろととろけるような触感でした。まわりにかかっている田舎味噌風のソースや、ねぎのソースを付けて頂きます。

アミューズ(右側がパテクルート ※お披露目会用に小さく切られたものが提供された)

サーモンマリネ柚子の香り

寒鰆のミキュイ 岩津ねぎのデクリネゾンジュソース

クレームカラメル

アルコールもノンアルコールも充実

国内外から厳選したワインはソムリエが一つ一つ選んだもので、60種類もの用意があり、ペアリングも可能。ソムリエと調理スタッフがテイスティングし、料理にぴったりのものを提供します。

またアルコールだけでなく、ノンアルコールのドリンクを大切にしており、自家製ジンジャエールやエルダーフラワートニックウォーター、ワインの素晴らしさを連想させるノンアルコールワインなど、アルコールを飲まない方もドリンクを楽しむことが出来ます。

私はエルダーフラワートニックウォーターと白ワインを頂きました!エルダーフラワートニックウォーターは、オレンジの輪切りが入った爽やかな柑橘系のドリンクです。試飲した白ワインは、ソムリエが実際にフランスの農園を訪れて買い付けたワインだそうで、キリッと飲みやすいものでした。

ドリンク(左:スパークリングワイン 右:エルダーフラワートニックウォーター)

ドリンク(白ワイン ※グラスはお披露目会用のもの)

サービスのこだわり

スタッフにはソムリエやレストランサービス技能検定1級・2級の保有者、日本技能グランプリで全国優勝経験のあるスタッフや、レストランサービスコンクール等で入賞経験のあるスタッフが在籍しており、上質なサービスでゆったりとくつろぐことが出来ます。

 

記者の一言

食材、ドリンク、内装、食器、サービス、全てこだわり抜かれており、まさに『食を通じた感動』を味わうひと時でした。何より、オープンキッチンから流れる音や香り、シェフの様子から、次の料理を想像したりと、五感を使って楽しむことができる点が魅力的でした!

体も心も満たされる時間は、日々の活力になりますね!

皆様も是非「コントワール リュバン」を訪れてみてはいかがでしょうか!

 

店舗概要

店名:コントワール リュバン(Comptoir Ruban)

場所:神戸ポートピアホテル 本館1階(神戸市中央区港島中町6丁目10-1)

席数:36席(カウンター16席、テーブル20席 ※うち個室8席を含む)

営業時間:ランチ11:30~14:30(14:00ラストオーダー)

     ディナー17:30~21:30(20:30ラストオーダー、コース20:00ラストオーダー) ※土・日曜日・祝日17:00~

2025年1月8日より毎週水曜日のディナータイムは「アペリティフ営業(お飲みものとフレンチおつまみ)」

定休日:毎週月・火曜日(祝日の場合は営業、翌平日が休業)

価格帯:アラカルト¥1,800~ ランチコース¥3,500~ ディナーコース¥10,000 

            ※クリスマス期間や年末年始は特別メニューとなります

お問い合わせ:https://www.portopia.co.jp/restaurant/detail/ruban/

レストラン総合案内 078-303-5207(10:00~17:30)

 

メニュー紹介(一例)

ランチコース エクラ(3,500円)

・アミューズ

・季節のスープ

・寒鰆のミキュイ   岩津ねぎのデクリネゾンジュソース

   または  神戸ポークロースのロティ ピクルスと粒マスタードのソース

・パン

 

ランチコース ボヌール(5,500円)

・サーモンマリネ柚子の香り

・季節のスープ

・寒鰆のミキュイ岩津ねぎのデクリネゾンジュソース

   または 神戸ポークロースのロティ ピクルスと粒マスタードのソース

・グラス または ソルベ(2種 選択)

・パン

・ブレンドコーヒーまたは紅茶

 

ディナーコース リアン(10,000円)

・アミューズ

・季節のスープ

・パテクルート

・寒鰆のミキュイ 岩津ねぎのデクリネゾンジュソース

・国産牛もも肉(ランプ)のグリエ赤ワインソース

・ムース・オ・ショコラ

・パン

・ブレンドコーヒーまたは紅茶

 

アラカルトメニュー(一例)

・高砂の夕日“卵”のムイエットとシャンピニオンの泡(温前菜) 1,800円

・パテクルート 3,600円

・国産牛もも肉(イチボ)のタルタルタルトレット仕立て 3,800円

 ・神戸ポークロースのロティピクルスと粒マスタードのソース 2,800円

・オーストラリア産仔羊のTボーンステーキ ミント風味のジュ 4,500円

 ・クレームカラメル 1,000円

 ・ババ・オ・ラム 1,500 円

※表記の料金には税金・サービス料が含まれております。

※メニュー内容は入荷の状況により変更する場合があります。

 

料理長・副料理長紹介

豊田 悟至(Toyoda Satoshi)

コントワール リュバン シェフ 兼 洋食・バーグループ統括料理長

 

2001年、株式会社神戸ポートピアホテル入社。ホテル内レストラン等で経験を積み、2014年、プレンデトワールの料理長に就任。2015年、楽天トラベル「朝ごはんフェスティバル2015」西日本大会で準優勝に導く。2017年、プレンデトワールのリブランド店、スカイグリルブッフェGOCOCUのオープン時にGOCOCUの料理長就任。2023年、洋食・バーグループ 統括料理長 就任。2024年、フランスの二つ星レストランにて約2か月間の料理修行後、リュバンの料理長に就任。

兵庫県内の農家に直接出向くなど、生産者や人とのつながりを大切にし、素材を活かす料理を心掛けている。ともに働くスタッフが良い環境で美味しい料理を作ることができるよう、チームワークを大切に、兵庫ならではの食の豊かさを伝えられるメニューづくりに日々奮闘中。

 

高橋 なつみ(Takahashi Natsumi)

コントワール リュバン スーシェフ 

専門学校時代にフランスの名店、アラン・シャペル本店での研修経験を持つ。2006年よりホテル最上階のアラン・シャペルで調理スタッフとして従事する。2011年に株式会社神戸ポートピアホテルに正式に入社。アラン・シャペル閉店後にオープンしたフレンチレストラン、トランテアンでさらに研鑽を積み、提携店であったフランス・リヨンの二つ星レストラン、ラ・メール・ブラジィエでも研修を受ける。2024年、リュバンの副料理長に就任。

アラン・シャペルで培った経験を活かし、地元の食材を用いて素材本来の魅力を最大限に引き出すことを常に心掛け、「いつ来ても美味しい」とお客さまに信頼される店づくりを目指している。

 

(取材:栗原 伶奈)

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。