■連覇を追う
兵庫・大阪両府県を主なエリアとする地上波独立局サンテレビ(本社:神戸市)が、今シーズンも阪神タイガースの試合を試合開始から終了まで中継する。
昨季は、18年ぶりのリーグ優勝を決めた巨人戦(9月14日)を甲子園球場から中継し、歓喜の瞬間を伝えた。
今季はホーム29試合(甲子園・京セラドーム・倉敷)、ビジター22試合の計51試合を完全中継するほか、朝日放送テレビ(ABC)との「リレー中継」も水曜日に放送する。
夏本番の8月は14試合、ペナントレースの行方が決まる9月にも9試合を中継し、連覇をめざす猛虎の戦いを追い続ける。
今季初の完全中継は4月5日のヤクルト戦(神宮球場)。
タイガースOBの濱中治・鳥谷敬の両氏が試合を解説する。
■多彩な解説陣
今季も福本豊、真弓明信、岡義朗、中田良弘、広澤克実の5氏をはじめ、掛布雅之、下柳剛、矢野燿大、桧山進次郎、濱中治、福留孝介、能見篤史、鳥谷敬、糸井嘉男らタイガースの歴史を彩ったレジェンド諸氏が解説を務める。
またタイガースとしのぎを削った山本昌、山崎武司、緒方孝市の諸氏も登場する予定。
サンテレビの石村雄史スポーツ部長は、「昨季の優勝中継で多くのファンに『ありがとう』『サンテレビでよかった』と声をかけていただきました。注目される今季は開局55年の節目も迎えます。先輩たちが築いてきた伝統を若いスタッフが継承し、ファンが安心して楽しめる中継をお届けします」と意気込んでいる。
(浮田信明)