異人館や歴史ある建物が立ち並ぶ神戸の人気観光スポット「北野」のまちで、小学生を対象に未来の住まいを考える夏休みの特別イベントが開かれました。
このイベントは、新型コロナウイルスの影響を受けて停滞していた地域活動を活発化させようと、「北野ふれあいのまちづくり協議会」が学生団体や地域の企業などと協力して開催しているものです。
きょう開かれたイベントのテーマは、「北野に建てる未来のおうち考えよう!」で、参加した子どもたちは「風見鶏の館」を見学し、100年前の家の構造や家具の特徴を学んだあと、神戸の老舗不動産企業・和田興産のマンションギャラリーを訪問。
モデルルームで現在の家の設備を見たり触れたりして、未来の自分が住みたい家について、夢を膨らませていました。
イベントに協力した和田興産の石橋輝さんは、モデルルームを見た子どもたちの反応やコメントを聞いて「大人・子ども関係なく住まいに対していろんな意見が出てきて、嬉しい。今後も依頼があれば続けていけたら」などと話していました。