■ミシュラン一つ星シェフが本気で挑んだ “進化系 担々麺”
担々麺専門店「澤田商店」(大阪市北区堂島2丁目2-37)が、4月4日オープンします。
同店は「ミシュランガイド大阪 2018」で一つ星を獲得し、2022年まで5年連続での一つ星を誇る「中国菜 エスサワダ」のオーナー、澤田州平シェフが手掛ける担々麺専門店。
澤田シェフは年間約100杯食べるほどの担々麺好きで、かねてより担々麺専門店を構想していたとのこと。自身が納得のいくクオリティに至るまで開発を重ね、今回、満を持してオープンとなりました。
これまでにも系列店の「中国菜 エスサワダ」や「中華バル サワダ」では、鶏ガラスープとゴマペーストを使った正統派の担々麺を提供、昨年オープンの「大阪中華サワダ飯店」でも、サバ節を加え、和風だし×四川料理を融合させた担々麺を提供していましたが、今回、専門店の立ち上げに当たり、製麺やスープの仕込みを学び直すなど、進化系担々麺の開発に気概とあふれる情熱を注ぎこみました。
■ラーメンのように身近に味わって
澤田シェフは、いまや予約がなかなか取れない人気店となったミシュラン一つ星の「中国菜エスサワダ」の開業を皮切りに、もっと多くの人に手軽に中華料理を楽しんでもらおうと、バルや食堂スタイルの店舗を出店。
ニューオープンの「澤田商店」は、誰もが気軽に入店できるカジュアルな店構え。入り口で食券を求めてイザ店内へ。
カウンターでスープの「痺れ」と「辛さ」を好みにあわせて4段階のレベルで注文することができます。
お店の基準はレベル3。
スープは鶏ガラベースにサバ節、昆布、煮干しで取っただしの味わいがミックス。さらに、ゴマとローストしたクルミの香ばしが加わりクリーミな味わい。中細のちぢれ麺とよく絡み唐辛子と山椒のスパイスで「痺れ」と「辛さ」の刺激が心地よく広がります。
途中で昆布酢を回しかけると、スープがスッキリ締まった味わいに。一味や青山椒をプラスして刺激と香りの変化も楽しめます。
担々麺といえば、具材は、もやしとひき肉が定番ですが、ここでは、バラエティに富んだトッピングにも注目です。
鶏と豚のレアチャーシューや厚切りのパイコー(豚バラのカツ)、山盛りの野菜炒め、半熟玉子、パクチーまで、まるでラーメンのように豊富なトッピングでアレンジする楽しさと味わいが広がります。
■ミシュランクオリティがお手頃価格で
澤田シェフのイチオシが「担々麺+ミニ麻婆飯セット」、お値段1,180円。
ミニ麻婆飯は、見た目よりも辛さは控えめ。山椒の香りをまとったひき肉と豆腐のシビレと辛さ、そして旨味が凝縮したおいしさで、食欲が一層そそられます。
ミシュラン店のクオリティが気軽に味わえて、お財布にも嬉しい。担々麺愛好家だけでなく、シビ辛初心者にもおいしく味わえるラインナップです。他店とは一味違うオリジナル担々麺専門店、ご家族、ご友人と訪れてみてはいかがでしょうか。
<お店データ> ※2022年4月4日オープン
澤田商店 大阪市北区堂島2丁目2-37
問合せ 06-6342-6700
営業時間 11時~21時
<メニュー>
【麺料理】
・担々麺 900円(レアチャーシュー鶏・豚各1枚、白葱、チンゲン菜、もやし入り)
・パイコー担々麺 1,300円 (1枚120gのボリューム感のあるパイコー)
・担々麺+麻婆丼セット +280円
【トッピング】
・半熟煮玉子 120円
・チャーシュー 280円
・野 菜 200円
・パクチー 200円
★スープは、しびれ(4段階)×辛さ(4段階)からお好みをチョイス