兵庫県立淡路医療センターは、患者763人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表しました。
兵庫県立淡路医療センターによりますと、3月31日、事務職員が看護師から頼まれ、患者の個人情報を医療データの分析に使うために、電子カルテからUSBメモリーに移しました。
その2日後、職員は机の上に置いていたUSBメモリーがないことに気付き、院内などを探しましたが見つからなかったということです。
4月4日、センターは警察に遺失届を提出。
メモリーには、2024年4月から2025年1月の間にセンターに入院していた患者の一部、763人分の名前や傷病名などの個人情報が入っていましたが、閲覧できないようにパスワードでロックされているということです。
センターは対象者に謝罪文を送っていて、再発防止に向けて管理を徹底するとしています。