姫路市出身で2020年に亡くなった、世界的ファッションデザイナー高田賢三さんの没後初めてとなる回顧展が、12日から姫路市立美術館で開催されます。
「高田賢三展パリに燃ゆ、永遠の革命児」は、姫路市出身で2020年に81歳で亡くなった、世界的ファッションデザイナー高田賢三さんの足跡を辿る、没後初めての回顧展です。
高田さんは、日本のファッション界ではいち早くパリに進出し、1970年、パリでファッションブランド「KENZO」を立ち上げます。
国産の木綿を使い、着物に着想を得た手法で生み出された服は海外で称賛され、「木綿の詩人」とも呼ばれました。
会場では高田さんのファッションの変遷を辿るとともに、衣装のデザイン画なども展示され、生涯にわたる創作活動を知ることができます。
高田賢三展は12日から7月21日まで姫路市立美術館で開催されます。