姫路市太市地区では特産のタケノコの収穫が始まり、出荷作業が進められています。
姫路市太市地区の特産品のタケノコは、適度な歯ごたえと甘みが特長で、「味の太市」とも呼ばれ根強い人気があります。
また、粘土質の土壌の中で空気に触れることなく育ち、豊富な鉄分がタケノコのあくを取り除くため生でもおいしく食べられます。
収穫のシーズンを迎え、この日は生産農家が竹林に入り、専用のくわを使って、土に埋まったタケノコを傷つけないよう、丁寧に掘り起こして行きました。
太市筍組合によりますと、去年の夏の猛暑や雨が少なかったことで、ことしは例年にないほど収穫量が少なく、組合の直売所には市外からも多くの人が買い求めに訪れているということです。
収穫作業は4月末まで続き、4月13日には、タケノコの販売などが行われる「太市たけのこ祭り」が桜山公園で開かれます。