乗客ら107人が亡くなったJR福知山線脱線事故から4月25日で20年となるのを前に、負傷者らが事故の風化防止を願って制作した、栞の原画展が川西市で開かれています。
澄み切った青空を舞う白い鳥。
JR福知山線脱線事故が発生した、2005年4月25日の空をイメージして描かれています。
事故の負傷者や家族らでつくる「空色の会」は、風化防止や再発防止を願い「空色の栞」を毎年制作していて、当時、先頭車両で重傷を負った福田裕子さん(41)が2011年からデザインを担当しています。
事故の発生から4月25日で20年となるのを前に、川西市市民活動センターでは福田さんがこれまで描いてきた栞の原画15点が展示されています。
「空色の栞」原画展は4月12日まで開かれています。