去年の兵庫県知事選を巡りSNSに不適切な投稿を繰り返したとして、姫路市議会は26日、高見千咲議員に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決しました。
姫路市議会の高見千咲議員は、去年の兵庫県知事選についてことし1月、自身のXに「兵庫県警の内部では、特定候補の応援をするように通達されていたと聞いた」などと投稿しました。
これに対し県警は「事実ではない」と否定し、市議会は2月、政治倫理審査会を設置し、「辞職勧告が相当」とする報告書をとりまとめていました。
26日の本会議では、本人欠席、議員1人が退席した中採決が行われ、辞職勧告決議案は全会一致で可決されました。
辞職勧告決議に法的拘束力はなく、高見議員は「審査は委員の思い込みで進められた」と反論し、「私としては間違ったことは一切していないという認識に変わりません。今後も議員としての職を全うしていく所存です。」とコメントしています。